2010年03月06日

自然保護は実は自然破壊の裏返しではないのか

3年前に腎臓ガンで亡くなった作家池田晶子の『14歳の君へ どう考えどう生きるか』を久しぶりに手に取ってみた。適当に本を開き、でた箇所を読んでみた。自然というものについて書かれた章だ。日本全体がエコ、エコと騒いでおり、コマーシャルでも地球に優しくというようなものが非常に目につく。環境保護おおいに結構、一体私は何が気にいらないのだろう、自分でもわからなかった。ただただ不安で不愉快だった。池田晶子の自然に対する考えははっきりしている。自然とは人間も含めたものだという。自然保護とは実は自然破壊の裏返しにすぎず、人間の傲慢、身勝手ではないのか。自然は人間の意志を超えているという、ものすごく当たり前で、ものすごく不思議なことへの驚きを忘れると、これを支配しようとし始める、とのことだ。すっきりした。そして不思議でならない。池田晶子はもうこの世にいない。なのにこうやって生きた人間に影響を与えている。当たり前かもしれないが、その当たり前というのも怪しくなってくる。今日本では総理大臣を先頭に皆でエコ街道を突っ走っている。皆が正しいと信じて、崖っぷちに向かって走っているようで恐くてならない。第二次世界大戦のときもこんなかんじだったのではないか。
ラベル:エコ
posted by ゴブリン at 21:01| Comment(0) | エコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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